パヤオ先生のパヤパヤ日記

黒か白かで言うと備長炭ブラック

youtuber:東海オンエアの面白さ

「youtuber」なめてました。すいません。

 

最近では小学生のなりたい職業第3位だとか、めちゃくちゃ儲けてるとか彼らなりに忙しい、とかの話は聞いてたんですけどどうしても「中高生向けなんでしょ?」と思ってました。

 

私がどハマりしてるのが「東海オンエア」です。

東海オンエアは六人組のグループYoutuberで愛知県を拠点に活動してます。

 

彼らの何がすごいっていうと、ちゃんとバラエティしてるところだと思います。それもテレビレベルの企画内容を10分やそこらに圧縮して作ってるからそりゃ面白いです。

そして彼らはダウンタウン好きなんですよ、多分。

松本人志、高須さんレベルとまでは言わないですけど、6人で松本人志一人分くらいの才能はある気がします。その才能を今風にyoutubeという媒体を通して中高生にもわかりやすく動画を量産してるところが本当にすごいと思います。

 

...ていうだけのエントリでした。

.West World season1 で見る終末論

※このエントリはネタバレを含みません

 

West Worldとはめっちゃ要約すると

「完璧なアンドロイドロボットのテーマパークにストレスの溜まった金持ちたちが来て、めちゃくちゃしていくから、ロボットたちが暴れたり暴れなかったりする」話である。

 

目覚め

目覚め

 

 

人工知能を研究している学生の身としては、割とこんなディストピアはありえるなーと思いながら見ていたのだが、一体主人公は誰なのよっ!て思いながらずっと見れるドラマだろう。

 

「アンドロイドロボットってなんの役に立つんですか??」と教授に質問したあの日の自分を叱責したい気持ちにかられる。

もちろんロボットが意思を持つのは勘弁だが、こんなにも完璧なロボットが量産できるなら、このテーマパーク以外にも少子高齢化が進む地域では完璧なロボットの需要は回覧板を回してもらう以外にもありそうだ。

 

また、テーマパークの一公演(?)が終わるたびにウエストワールドはリセットされることが現存在*1を再確認させる。

つまり、どんなに金持ちでも、ロボットの整備士でも、果てはロボットでさえ死ぬことなしに生きることはない。生を与えられた瞬間に死んでいる。

 

「存在」自体は底なしであり、背理法的に一番底の概念である、なんて話を読んだが、その存在を操れる未来がきたらハイデガーも論破待った無しである。

 

 

 

*1:ハイデガー「時間と存在」を参照 私は逆ケンシロウ理論と呼んでいる

This labratory is purely white.

「高等教育無償化」についての議論がある。

 

個人的には「日本は人たりひんから、経済的に大学いけへんでも大学行ってもらって、生産性高い若者つくろーや!!」ってことだと解釈している。

僕は今大学生なのだが、高校卒業して働いてる友達を見てると、大学生の生産性の低さを思い知る。

 

生産性について少し合理的に考えてみると、グローバルな目線でみた「生産性の高さ」=「ソフト面でのスキル」というのは恒等だと思う。

しかし、大学でのプログラミングの講義ときたら「C言語を学ぼう!」とか「FORTORANで云々!!?」とかとてもIT企業で一線を張れそうもない。

 

もちろん私はCを否定しているわけではない。しかし、大学生の中にはC言語アレルギーを患う人がとても多くいることだけは理解していただきたい。そして講義の受講者数はみるみるうちに減少していき、40人もいた仲間たちが7人になったことがある。

旧帝大の機械系講義。。)

 

そして就活をしてみると、なぜか文系の子が異常にプログラミングを習いたがっている実情がある。「プログラミングできなくても大丈夫だから〜」と梅田のキャッチ並みに言葉巧みな企業のブースに彼らは入って行くのを僕は眺めるしかできなかった。

 

つまり、僕が言いたいことは、大学生になってからは悪い大人たちに惑わされずに、自分のやりたいことだけを独学で勉強するしかないってこと。。

 

 

ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)

ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)